死なないから生きていく

どうやったら楽しく生きれるかなーって思ってる人のブログです

運命的なラーメン屋の話

 

車で1時間かからないところ。

公園に車を停めて愛犬と土手を散歩していた。

 

15分くらい歩いた頃、目の前に貼り紙が落ちていた。

 

カバーに入っててガムテープが取れた感じ。

どっかからはがれて飛んできたのかな?

雨風にさらされたのかちょっとこ汚い。

 

拾わないけどちょうど文章が上向きだったので好奇心で立ち止まって読んでみる。

 

「移転しました。

ラーメン太陽(仮名)」

 

ラーメン屋さんが移転するお知らせだった。

少し先に空き店舗があった。

ここから移転したのかなー?

 

移転したのは最近らしい。

ふ~ん。

 

「移転先はこちら→ 」

 

おお、移転先知ってる!

 

家のめっちゃ近くじゃん!

わかりづらい場所だけど。

 

 

仕事に行く時にそのラーメン屋の看板を発見する。

あーやっぱりここに移転したんだ。

 

 

それからしばらく経った。

 

夕食がなくどっかで食べて帰ろうかなーと思っていた。

こんな日はめったにない。

 

はっ!

そうだラーメン太陽(仮名)に行こう!

これも何かの縁。

 

ちなみに私はあんまりラーメンが好きではない。

小さい頃から食べるのが遅く、食べても食べてもなくならない地獄の食べ物なのです。

 

 

車を走らせ到着。

 

あっ、ここだここだ。

ドキドキしながら店の前まで行く。

ラーメン屋さんって女性一人でも大丈夫かな。

挙動不審に店に近付く。

 

ん、暗い。

やってない??

 

定休日。

 

おおおおお。

もー。

 

 

またしばらく経った。

 

また夕飯がない日。

 

そうだ!

ラーメン太陽(仮名)に行こう。

定休日。

 

あああああーー!!!

なんだよー。

 

 

 

ラーメン太陽(仮名)を食べたい熱が高まっていく。

 

 

 

また外で食べる日が来た。

 

たーいーよ-おーおーぉぉー(仮名)。

 

 

ついについに!

 

開いてる!!

 

 

どきどきどき。

お客さんは誰もいない。

小さな店。

中年男性の店主と女の子の従業員。

 

一番おすすめっぽいラーメンを頼む。

わくわく。

 

 

めっちゃふつー。

 

 

家で食べるマルちゃんの生ラーメンとあんまり変わらない。

もっと頑張れ、らーめん太陽(仮名)!!

 

それから2度と行ってません。