手作りマスク歴8年。
コロナが流行る前から布マスクを愛用しています。
布マスクのいい所。
・通気性がいいので蒸れない
・肌触りがいい
・自分のサイズにゴムの調節ができるので耳が痛くならない
・くり返し使える
はじめは花粉症でマスクをするように。
接客業なので口をよく動かす。
ジャバラ型のマスクは唇に当たってくすぐったい。
気になってしょうがない。
立体型に行きついた。
作った当時は立体型はあまりつけてる人がいなくて若干恥ずかしかった。
からくりサーカスのくちばしの仮面の人みたいな感じ。
布で作ってると言わないとバレなかった。
洗って使ってることに批判的なことを言われたこともあった。
「衛生的に…」とか。
そんなに清潔さを気にするんならパンツは毎回洗わずに捨ててるんですかって思っていた。
こんな世の中が来るとはなぁ。
長年使っているマスクがくたびれてきたので作り直します。
手作りの型紙。
作っては着け、改良を重ね、今は4代目になりました。
初代の型紙で作ったマスクと比較すると大きくなっている。
昔はそんなにマスクが大きくなかったんだよね。
大きめのほうがつけ心地がいい気がする。
用意する材料
・ガーゼ生地(50×50cmで2.5個分作れます)
・ゴム(30cm位を2本)
・接着芯(普通地用)(30×30cmで1個分)
接着芯も色々変えてみたりした。
薄地用だと立体感の保持に不安感あり。へにょへにょ。
厚地用だと分厚くなりすぎる。
普通地用がおすすめです。
ガーゼは水通しします。
縮むかもなので。
作っていきましょう。
接着芯を型紙通りにカット、2枚。
裏向きにしてもう2枚。
1枚のマスクを作るのに4つのパーツが必要です。
ガーゼ生地のどっちが裏かわからん。
勘で表を決めます。
ガーゼの裏側に接着芯を貼ります。
アイロンでぎゅっと抑えてください。(どっかで見たのは20秒圧着だったよ)
ちゃんと張らないとはがれてきます。
↓こんな感じでゴムを通すところ+3cm伸ばして切ります。
圧着するときの接着芯の配置に気を付けて布をカットしてください。
他、縫い代は適当です。
生地を重ね合わせて丸い前面を縫います。
待ち針で留めるのを忘れずに。
もう1つも同じようにして作ります。
1枚をひっくり返してもう1枚と重ねます。(中表に)
待ち針で留めます。
上下を縫います。
ちょっとずれても気にしない。何とかなる。
↓中心の部分の縫い代がかぶらないように待ち針で留めてください。
これを怠ると重なって厚くなり、鼻に当たる部分がごわごわします。
縫い終わったらひっくり返して表にします。
アイロンをかけてください。
立体的になってきました。
端ミシンはかけてもかけなくてもどっちでもいいです。
かけてみたりしたこともありますけど、かけないほうが私は好みです。
3cmの余白を3つ折りにしてゴム通しを作ります。
接着芯がないのでたたむのが簡単にできます。
待ち針で留めるとよれなくていいですよ。
私はめんどくさいのでこのままミシンで縫います。よれました。
今後作る人のためにと思って参考になるかなって細かく書いたけど、そもそも型紙がない。
本当に作る人はYouTubeとかで作り方を見るだろうし。
こんなに細かく作らないだろうなぁ。
ま、日記だからいいか。
去年はマスク不足になって普段作らない人が一気に購入。
世の中からガーゼ生地が消えた。
マスクゴムも消えた。
家に在庫があったので両親に作ったら大変喜ばれた。
今回作るにあたって手芸屋に行ったんだけど、ガーゼ生地が余ってる余ってる。
格安。
買ったんだけど、以前から家にあった布と比べると質が悪い。
薄い。
硬い気がする。
肌触りが悪い。
むりくり急遽仕入れたのが余ってるんだろうな。
いいものが手に入らない時代になってしまった。
悲しいお知らせ。
不織布マスクつけろってさ。
いうこと聞かないけど。
布マスクを着け続けるけどね。
仕事中に注意されたことないし。
ワクチン打ちに行ったときも不織布マスクに交換させられたっけ。
推奨してるのもの分かるけど。
接着芯は不織布だし。
2重ガーゼ2枚と不織布1枚を2重にしているから、私のマスクは6重のなのですよ。
薄くて安い不織布マスクよりも性能が高いと信じたい。
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