死なないから生きていく

どうやったら楽しく生きれるかなーって思ってる人のブログです

ファンデーションを選んで欲しかったのよ

 

20代はなにげにいいお化粧品を使っていた。ちょっとお高めの基礎化粧水をライン使いしてたし、ファンデーションも夏用とか冬用とか替えたりしてた。

 

30代は諦め。何しても効果は変わらない。そこらの基礎化粧品をコスパで選びコロコロ試す。ファンデーションはBBクリームで過ごした。

 

40代が始まった。

キュレルの基礎化粧品、エイジングケアに落ち着く。ちょっとペッタリするけどうるおうのでおすすめです。

BBクリームでは物足りなくなってきた。皮膚をカバーして厚化粧したい感情が芽生える。

そろそろちゃんとしたファンデーションを使おっかな。

 

化粧品売り場へ。

 

私は決まったメーカーがあるのでそこから選びたい。

プレストよりリキッドタイプが好きで、透明のルースパウダーでいつも仕上げをしています。

久しぶりだからどのファンデーションがいいのかわからない。

 

夏用とか冬用とか替えてたとき、夏用は崩れなくてさすがと思ったし冬用はうるおってつっぱらなかった。冬用はジャータイプの入れ物で使いづらかった。季節によって種類を変えるということは半年使わなくなるってこと。来年、去年の残りを使うってことです。なんか嫌。

そうなるともう通年用でいいなー。

一般向けのファンデーションとちょっと年上向きのファンデーションがある。何が違うんだろうか。油分とかカバー力とかかな?私の年齢って微妙なんだよな。そろそろ年上のラインのほうがいいかなー?

 

もうわからん。

 

年取って肌もくすんできたろう。色とか何種類もあるし今の私にはどれが合うんだろう。

もう販売員さんに選んでもらおう。

 

声をかける。

いろいろ聞いてみようっと。

 

2人いた手前の人に声をかける。

手前にいた私と同世代の方は、奥にいた少し年上の販売員さんに接客するように促した。

 

「いらっしゃいませー。」

「ファンデーションを購入したいんですけど、しばらく使ってなくて、、どれがいいか選んでもらいたいんですけど。」

「はーい。」

 

一緒にファンデーション売り場へ向かう。

これとかどうですかーって今季おすすめな夏用のファンデーションをおすすめされる。練りタイプのものがコンパクトの中に固まってるやつ。

「あー、、こういうのは好きじゃないです。リキッドタイプのが好きです。」

「じゃあ、、」

 

遠くへ連れてかれる。

高級ライン売り場へ。キラキラしてるけども。

高いから!無理です。

買ってもらいたいんだろうけど。

 

「ちょっとお高いので予算的にこれは無理です、このシリーズはちょっと高いからねぇ~。(笑)」

「でも割引があるから○○円引きで○○円になりますけど。」

安くなったって高いんだよ。だからいらねえって言ってんじゃん。

 

低所得者なので無理ですねー(笑)。」

手を顔の前で横に振る。

「そうですか~。(微笑み)」

 

元の場所へもどる。

もどかしいので直接伝えないといけない。

一般向けと年上向きのファンデーションを指さして、「これかこれで迷ってるんですけど、これってどう違うんですか?」

 

お姉さんは自分の手の甲にファンデーションを乗せて伸ばす。

「こっちのはさらっとしてて、」

「こっちのは硬い感触です。」

感触も大事だけど。聞きたいこととずれてるんだよなー。

 

「私の、この年齢だとどっちがいいですかねー?」

「使ってみます?」

今度は私の手の甲に広げる。

 

そういうことじゃないんだけど。んー。

私的には、「こっちのほうがおすすめですけど、カバー力で選ぶならこちらですかねー。こっちは伸ばしやすくてカバー力は低いですけど崩れにくいですよー。」とか接客してもらいたいのですよ。理想は。

そこに会話を持っていけない。

 

諦めました。

 

年上向きの硬いテクスチャーの方にしよう。

伸ばしづらいということはカバー力があるのではないか。カバー力がありすぎたら薄ーく塗ればいいし薄いよりはいいだろう。

 

今度は色を選んでもらおう。

これは重要なところ。これが一番聞きたいのだから。

 

「どの色がいいですかね?」

「普通の肌用がこれで、こっちは色味がブラウンがちょっと入っている感じで、こっちはちょっと明るめです。」

んんん??

 

私の肌にはどれが合いますかね?」

コロナ渦だけれども少しマスクをずらして肌の色を見せつける。

私に合う色を教えてくれって言ってんの!?

 

「つかってみますー?」

手の甲に乗せてくる。

私の手の甲でかわるがわる伸ばしていく。

わかんねえって。

 

もう二択にするしかない。

「普通の色とちょっと明るいほう、どっちがいいですかねー。」

手の甲を顔の横にもっていって見せる。

 

粘ってみたけど。

 

結局最後までのらりくらりとかわされ、絶対に私の肌にはどの色が似合うのか教えてもらえない。

❝のれんにうでおし❞とはこのこと。

 

あああああああ!!!!!!

 

もぉぉ――――!

 

選んでもらいたいから来たのよ。

聞きたいから来たのよ。

自分で選ぶことができるならその場で買うから。

いっそのことネットで買うからぁぁぁぁ。

 

販売員が選ぶと責任が伴うから絶対に選ぶなって教わってるのか?絶対にお客さん自身で選ばせろって?

ビューティーアドバイザーじゃないの?

アドバイスしてくれないの??

 

「じゃあ明るいほうにしようかな。」

けっきょく自分で選んだ。

手にした情報で有益なのはテクスチャーが固いってことだけな気がする。

あとは自分で見ればわかる。

 

時間の無駄だった。

 

カウンターのほうに行ったら「お時間ありますか?」と聞かれる。「あーありますよ」

じゃあおかけくださいって、椅子に座らされる。

個人情報とか聞かれる。昔使ってたけど消えてるんじゃないかなー?

連絡先とか改めて書かされる。はいはい。

 

「試供品いります?」

「いや、あんまりいらないです。」

「そうですかー。」

 

「最近気になってることとかありますか?」

「・・毛穴とかくすみ??」

 

「それならこれがいいですよー。」

ボトルに入ってる液体を自分の手の甲に乗せてくるくる~っとする。ほらすごいでしょ。さっき塗ったファンデーションが消えていく。これねー綺麗になるんですよ。こうしてクルクルしてるとほら!色が変わってきたでしょ。

やってみます?私の甲にも乗せてくる。

「あー本当ですねー(棒読み)」

 

熱心に推してくるな!

その情熱をさっきのファンデーション選びに費やせ!

 

「それがこの試供品です。よかったらどうぞー。」

「はい、ありがとうございますー(棒読み)」

 

あー長かったー。

知ってる情報を口にするだけでお客さんと向き合ってない気がする。接客が下手なのかなー。

ちょっと年上だけど大体同じくらいだし私の悩みに答えてくれそうだと思ったのに―。

 

 

試供品見たらさっきの高級ラインのクレンジングだった。

 

だから使わねーって言ってんだろ!!

 

 

今度来た時はこの人と出会わないようにしよう。

 

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