死なないから生きていく

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いいものがなくなっていく‐クリーニング屋さんの話

 

オープンから20年以上あるテナントのクリーニング屋さんが今月なくなるらしい。

詳しい理由はわからないけど業績かなぁ。

 

少し先にコインランドリー併設の大きめのクリーニング屋さんができた。

大通りには格安クリーニング屋さんも出来た。

 

比べてしまうと確かにこちらは料金が高い。

 

前下がりのボブの人に「クリーニング屋さん、なくなっちゃうんだってねー」という話をする。

駐車場の敷地内に小さな店舗がある。壊してなくなってしまうらしい。

そうなんだねー。

 

「前にあっちのクリーニング屋さんで礼服出したの。」

「ふんふん。」

「そしたらテカテカになって返ってきてびっくりしちゃって、」

「えー、アイロン当て布とかしなかったのかなー?」

「テカテカになった、こんなんじゃなかったって言ってみたんだけど、結局うやむやにされちゃって。」

「ふんふん。」

 

「こっちのクリーニング屋さんに泣きついて、何とかなりませんか?って言ったら難しいかもしれないけど何とかしてみましょうって。そしたら元に戻って返ってきたの!」

「えーすごい!ちゃんとしてる。」

 

「あと、若い時に買ったスカーフもあっちのクリーニング屋さんに出したんだけど3分の2のサイズになって返ってきたの。えーっ!って。」

「それも言ったの?」

「言ったんだけど曖昧にされて。別に昔のだからいいんだけどねー。」

 

クリーニングに出すくらいだからいいものじゃないかな。

私はスカーフをクリーニング屋さんに出したことなんてないよ。

 

私は絶対にそのクリーニング屋に礼服は出したくない。

かといってどこに出せばいいのか。

そういえば家の近くのクリーニング屋さんもなくなったな。

普段からクリーニング屋さんってあんまり利用しない。

いざって時にちゃんとしたところがないと困るな。

 

こうやってちゃんとしたお店が格安におされてなくなってっちゃうのか。

ちゃんとしたクリーニング屋がなくなって、格安のクリーニング屋がはびこって技術が悪いから評判で業績が落ちて、クリーニング屋が町からなくなってしまうんじゃないか。

それでも悪評が届かない顧客たちで店はうるおい回っていくのかな。

 

消費者はなんでも安ければいいんだろうから。

Amazonが出来て日本の本屋が潰れていくのと一緒。

ちゃんとした会社がなくなっていくな。

 

受付のおばちゃん接客能力が高くてすごーくいい人なんだけど。

働く場所もなくなる。

もったいないな。

 

なんかさみしい。

 

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