北斗七星みたいな吹き出物ができた。これでは北斗の拳です。
40代以降にしか伝わらなかろう。
昼過ぎ、干しっぱなしの洗濯物を畳もうとベッドの上に置く。
シーツが黄色い。
寝てる部分が黄色い。この間洗ったのに?生活感が落ちなくなったのか。それにしても黄色すぎる。
嗅ぐ。
くさい。
おしっこ臭い。
犬――――!ここでおしっこしたな!
大きな大きなシミ。ちょびモレどころじゃない。本域のプロの仕業。あいつー。
濡れてない。乾いている。近々じゃない。ということは私はこの上で寝たということだ。気が付かなかった。くそー。
ベッドパッド敷いておいて良かった。はぎ取る。
昼過ぎてから洗濯。もー絶対乾かないよー、いぬー!
この前から言ってるシャンプー使い切った。やったー!長かった。
一足早くコンディショナーが無くなり、なじみのメーカーのコンディショナーを使いはじめる。髪の質が良くなった。改めてこのメーカーのシャンプーの良さを噛み締める。
私は美容院があまり好きではない。
予約する時の緊張感(電話苦手)。何ヶ月かに1回しか会わない相手と長時間親密に時間を過ごさなくてはならない。気を使って疲れる。新しい対人関係を築くのがめんどい。
ようやくここに行こうと決め、通い出すと必ずクシを耳にひっかけられるようになる。1時間中に何回も。痛い。わざとやってるのか?それを言えない。
扱いが雑になってくるのです。やっつけ仕事みたいな。ひどい時はピアスが取れて床に落ち、髪の毛と一緒に掃かれてゴミ箱から見つかったことがある。結構長く通った美容院だったけどそれからもう行ってない。そしていい人はすぐにいなくなる。
ようやく見つけた行きつけの美容院。しばらくそこに行ってたんだけど病んでる間に指名してた人が辞めてしまった。丁寧に切ってくれて優しくていい人だった。
それでもこの店でいいやと思って店長を指名して行ったんだけど、予約してる時間に行っても待合席で待たされ、さらにカット中も待たされ、カットだけなのに2時間かかった。めっちゃ眠かった。空いてないなら予約の時点で断って欲しい。
ってことで新しい美容院を探す。
とりあえず近くから片っ端に行ってみよう。数か月前によさげな外観の美容院へ行ってきた。すごい大歓迎のおもてなしを受けた。すごいおもてなしはいいんだけど洋服屋の店員みたいな接客で疲れた。うちのここはすごいんですよー、このドライヤー高いんですよー、ここはこうしてあげましたよーなど押しつけがましい自慢大会に相槌をうたなくちゃならず。ここに通って欲しいっていう気持ち伝わり過ぎて(この店お客さん来ないんだな)って思ってしまった。1時間でぐったり。めっちゃ疲れた。そのうえ毛先がはねる。う~む。
また近くの美容院を検索。つぎはー…、あれ?知らない間にうちの近くに美容院が出来てる。開店は去年らしい。あーあそこか。
ホットペッパーの予約を見てみるとぎっしり×マークばっかり。切りたい休みの日がすべて埋まってる。出来たばっかりだから人気なのかな。何回か見てるけどしばらく無理そう。
先月、髪の毛を切りたい熱が高まりすぎてどこでもいいやってなった。前々回の待たされすぎた美容院にしようか、押しつけがましい美容院か。予約しようとしたら都合のいい日が開いてない。電話をかけるのがめんどくさくてうだうだしていた。(ホットペッパービューティーで空きを確認してから電話かけるタイプ。会員登録がめんどくさいから。)
いつものように空きを確認していると近所の新しいお店に空きのマークが!明日空いてる!私は休み。
昼間は何も考えないで生きてるので、ぼーっとしてて絶対に電話するのを忘れる。仕方ない会員登録するか。ホットペッパービューティーで予約した。なんて便利なんだ。これからはこれで予約しよう。
ってことで美容院に行ってきました。北斗七星だけど。
頭が軽くなったー。
気を使ってくれる。優しい。押しつけがましくない。会話が無理してない。髪のクセを見抜いてくれる。家から近い。時間ピッタリ。若すぎなくて落ち着いている。
いい!!
今度もここに行こう。いえーい。