死なないから生きていく

どうやったら楽しく生きれるかなーって思ってる人のブログです

怪しい安すぎるクッキーを買う

 

土産物コーナーに、

「コロナ渦のため売れなかった商品です。賞味期限が短いため半額!

って貼り紙がついた箱が山積みになっていた。

 

売れなかったのものを大量に仕入れて売ろうって魂胆かな?怪しげ。

クッキーっぽい。

大きいお買い物袋に入りそうなサイズとその半分の小さいサイズの2種類。

 

賞味期限があと4日しかない。

こんなに賞味期限が短いものを売るなんて珍しいな。

 

目を引く文言なのに高い位置にポップがあって目に入らない。

買う人の目線の高さにしないと!

もっと売れるように目線の高さに勝手にポップを動かす。

 

仲いい同僚と「売り切れるかな~?」

「たくさんあるからもっと値が下がるんじゃない?」

「でも半額だよ?これ以上下がる?」

って立ち話をした。

 

 

次の日。

さらに値下がるクッキー。おお。

 

年上の同僚が休憩時間にそのクッキーの箱を開けて配っていた。

「安かったし試しにねー」って。

その場にいた同僚全員に配っていた。

 

あっちの同僚が「おいしいね~」って言ってる。

あの人は社交辞令がうまいからな~。

ああいう人が世渡り上手なんだろうねー。

 

私も食べてみる。

 

「うまい!!」

 

クッキーにキャラメルが絡まったナッツが乗っている。

良く言えばフロランタンのようなお菓子。

クッキーの香ばしさもありナッツの風味で高級感がある。

 

安いくせに、、やるな!

 

「おいしいねー、今日の帰りまでに残ってたら私も買おっかなー。」

「そうしな そうしな、安いしねー。」

日にちが過ぎても生モノじゃないから全然大丈夫。余裕で食べれます。

 

とか言ってたのに買わなかった。

 

 

次の日。

仲いい同僚に「あの怪しげなクッキー、もらって食べたらおいしかったよー」と報告。

「おいしかったから買おうと思う。」

「そうなんだ、私も買おー。」って言ってた。

 

休憩時間。

売り場に行くと大きいほうはあと3個しかなかった。

あーまだある―よかった。

サッとかごに入れる。

 

全然知らない近くにお客さんに、

「これおいしかったですよー」と話しかける。

 

値段を指さしながら、「すっごく安いしおいしいからおひとついかがですか?」

とかしてたら近くにいた人が集まってきてしまった。やば。

私はマネキンさんじゃない、逃げる。

 

仲いい同僚のレジに並んで、さっきの話をする。

「私が買う前になくなっちゃうじゃーん」

「まだ小さいサイズは残ってるよ。」

 

ちょっと心配になって見にいったら大きいサイズはなくなっていた。

さっき勧めたお客さんが買ってくれたのかな。

 

仲いい同僚は小さいサイズを買っていた。

 

閉店間際に店長が買い物してた。

ちょうどクッキーの前にいたので、「これ、おいしかったですよー。」

ごり押し。店長も買っていた。

 

 

ってことでそのクッキーです。

 

パッケージに載ってる画像がだいぶ誇大広告だな。

こんなにナッツは乗ってない。

マクドナルドレベルの演出。

 

↓実物

 

↓パッケージ

 

ね?

世の中こういうもんだよね。

 

写真のような感じのものもあった。

個体差があるのかな。



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