この間父と買い物をした時、バッグの中からゴミ袋を出した。
ゴミ袋に買い物した物を詰め込んでいた。やめてよ!って言ったけどこれからもやりそう。
父のエコバッグを作ろう。
父は割と手作り品に弱い。娘が作ったものを喜んで使うだろう。
この間取り上げたボロボロのウインドブレーカー?で作りたいと思います。何か作れないかなと思ってとっておきました。
家族や近所の人が見れば一目で父ってわかる、父と言えばこれ!という服。昔からずっとずっとこれを着続けています。穴だらけで色あせています。
この色合い…。エコバッグなら派手じゃなくなるはず。
おしっこされたときの設計図。しんみり。
かわいかったなー。
タグを外して縫い直そうか。
色褪せ具合がわかりますね。
カットできた。
はい、縫いましょう。
バイアステープを縫っていきます。だだだー。
はい、できました!
父のお菓子を入れるのにちょうどいい大きさ。
タグは別に使おうと思ってつけなかった。
たたむとこんな感じ。
生地の耐久性は折り紙付きです。(言っといてなんだけどおりがみってなんじゃろか)何十年も使ってたのに破けてないんだから。タバコで開いた穴も味ってことで。
ついでに小銭入れを作った。
これにさっきのライオンズタグをつけました。
父の小銭入れはこれで3代目です。使えなくなってボロボロになっても捨てずにとっておく、思い出を捨てないタイプらしい。また作るからって奪いとって捨てています。
裏地もあの生地で作りました。
散歩に行って帰ってきたあとに「はい、エコバッグだよ。」って渡す。
「買って来てくれた?」「買いませんー。」
長年の相棒を忘れたのか!?
切り刻んだ服を持ってくる。広げて見せる。これだよ。確かにあの3色がないと水色の布だもんね。特徴がない。畳み方を教わってからバッグにしまっていた。
そしてポーチも一緒に渡す。
いそいそと今使ってるポーチから中身を出して移し替えていた。無言。
父は昔から喜びの感情を表に出さない。喜んでても気に入ってもしばらくわからない。「ずっと使ってる」とか「なかなか捨てない」とか時間が経つと執着心がわかるようになる。
喜んでるのかはまだわからない。でもおそらく嬉しいはずです。
・追記