思い出とか別れとか想像すると昔からなんとなく口づさんでしまう歌がある。
山崎まさよしさんのこの歌。
大事なものがいなくなって。やはり頭に浮かんでくる。
いや、いつでも探してないな。意外と探さない。いないってわかってる。
こんなところにいるはずもないのに。とは思う。
ちゃんと聞いたことがない。結局どんな歌詞なんだっけ?とYouTubeを見に行った。
終盤の 欲しいものなどもう何もない 君のほかに大切なものなど の歌詞が心にめっちゃ響く。じわわわゎ。
泣く。うぅぅ…。
あとHYのこの曲。
恐いくらい 覚えているの あなたの 匂いや しぐさや 全てを
恋の曲だろうから艶っぽく感じてしまってたんだけど忘れられないという気持ちは一緒。
匂い。忘れちゃったなー。
仕草やすべては覚えてるけど。
って話を、歌いながら母にした。
「ちょうどよかった!」
なにがちょうどいいんだよ。嬉しそうにビニール袋をガサガサし始めた。
「いなりの編んだ服、匂いするから。ほら。」
母が編み物に夢中だった時に編んだニットの犬の服。
もーそういうことじゃないんだけど。
しかたなく嗅ぐ。
「しないよ。」しまいっぱなしの古い繊維の香り。
「えー開けたてはすごいしたよ。」
2着ある。2人して交互に嗅ぐ。スンスン。スーハ―。
鼻水が止まらなくなった。
何てことしてくれるんだよ。
昨日から会いたくてちょくちょく泣いています。