死なないから生きていく

どうやったら楽しく生きれるかなーって思ってる人のブログです

犬と散歩した公園へ父と歩く

「おーい磯野、野球しようぜ!」という気軽さで父を散歩に誘う。

さあ行こう。

 

犬と行ったことある公園へ。

犬がいたからいろんな公園を知っているのです。

「けっこう駐車場に車が停まっているなー。」って。

「景色がよくて駐車場があるからみんなここへ来るんだねー。」

 

平日なのにけっこう人がいます。

太鼓叩いてる人がいたり、タップダンスしてる人がいたり、芝生に寝ころがってる人がいたり。

平和です。

 

父は海をぼーっと眺めました。

ここへは来たことないって。わかりづらい場所だもんね、私も犬がいなかったら来なかったと思うよ。

「磯の香りがいいなー。」って。

「やっぱり海が好きか、漁師の子だねー。」って言った。

 

気持ちのいい公園だからリードを離す人がいるんだろうね。だめですよ。

 

うちの犬は散歩が大好きだった。

ここへ行きたいとかお気に入りの場所があるわけではなく、とにかく歩くということが好きだった。1時間とかトコトコ歩いた。

何でもない場所でも一緒に歩くだけで楽しかった。

 

この公園は1時間歩き続けるには小さい公園だった。

あまり来なかったけどシニアになった時にちょうど良かった。父にもちょうどいい広さ。

2023.03.08

 

歩くの遅いのを気にしている。ゆっくりでいいよって言ってるけど。ずっと付き添われてるのも気を使うだろう。たまには自由が欲しかろう。

「私あっちの方行ってくるから。」

単独散歩。

 

坂を上ってあっちの方へ。

前来た時に歩いた犬の幻影を想像しながら歩く。目の前を歩いていく犬。ちょこちょこ。

トイレもあるし。東屋もある。

ここも景色がいいね。

 

なんとなく座ってぼーっとする。

犬がいたらもっといいのにな。また心の中に犬を描く。これは足元でじっとしてないな。

 

そろそろ合流するか。戻る。

父はずっとずっとあっちに歩いて行っていた。思ったより早い。すごいな。

 

海を一生懸命眺めている。

あれは淡島だ、あれは西郷島だとか杖で指さす。たくさんしゃべっている。何言ってるかわからないところもあるけど普段あまりしゃべらない。珍しいからしゃべらせよう。とりあえず頷いた。

 

犬がたくさん散歩する時間になった。

みんなかわいい。

犬のぷりぷりしてるお尻を眺めた。いいないいな。触りたいなー。

 

クンクンしながら歩いてる犬の散歩より早く歩けない。気にしている。もっと早く歩ければな…って言ってる。いいよゆっくりでって言った。

「私も犬と散歩してて普通に歩くより遅いなーって思う時もあったけど、ゆっくり歩くと見える景色が変わって足元に花が咲いてるなーとか、ゆっくり歩くのもいいもんだよ。」

 

トイレに行った飼い主さんを座って待つ犬。

お利口さん!かわいい!

 

帰宅。

駐車場に着いたらすぐ近くを近所の犬が散歩していた。この前、歯をむきだして「ギャワワワン!」って言って激おこで触らせてくれなかった子。

家に帰る所だけど嫌がって動かなくなったそう。いつもそうなんだって。ふふふ。

近付く。「○○やー、かわいいねー、触っていいかなー?」嫌がってない。うならない。チャンス!手を伸ばして頭をさっとなでる。

触れた。おおおおお。

飼い主さんと目を丸くして見つめ合う。「見て、触れた!!」家に帰るより触られたほうがましってことかな。

チューしてくれるほどに顔まで近づいてくれた。尻尾も調子に乗って触る。くるりん。触れた!わー!ボリュームあってふわふわ!ありがとう!

柴犬はドライ。いっさいこっちを向かなかった。

 

正月の松がようやく寿命に。持ったね。

なので散歩帰りに花を買ってきた。

バラが398!安っ。枯れかかってるけど。バラは華やか。

 

なんかいい一日だったなって思ってたんだけど。

 

帰ったら兄宛に「弁護士委託前通告」と書いてある郵便が来ていた。非常に大切なお知らせです、だそうだ。

兄は元引きこもりのニート。過去に500万円の借金を作って親に肩代わりさせていた。いまだ返してない。家は裕福ではない。両親は金のことでよく喧嘩してる。

また借金作ってないといいけど。あいつひとりで生きていけるのかな。兄弟間に扶養義務があるそうです。ぐったりですね。飯ぐらいは食わせてやるけど面倒は見ないよ。

 

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